川崎競輪場にBMX・スケートボードを楽しめる施設を議会で提案

スケートボードやBMXなどのアーバンスポーツは、若い世代を中心に人気が広がっています。

私は、こうした若者文化を単なるスポーツとしてだけではなく、子どもたちの居場所づくりや新たなコミュニティの形成、地域活性化、さらには川崎の魅力向上につながる地域資源として生かしていくことが重要だと考えています。

その一つとして、2022年3月7日の予算審査特別委員会で、川崎競輪場にBMXなどを気軽に楽しめる施設を整備することを提案しました。

2022年3月 川崎競輪場へのBMX施設を提案

川崎競輪場は、市民に親しまれ、地域活性化に資する競輪場を目指しています。

そこで私は、自転車競技を行う競輪場という特性を生かして、

「競輪と親和性の高いBMXなどを気軽に練習できる施設を整備することは、地域活性化に資する取組ではないか」

と質問しました。

これに対して市からは、

「若い世代に対する発信力があるBMXなどの施設について、包括委託受託者からの提案について課題を整理し、関係局等と検討する」

との答弁がありました。

その後、KAWASAKI KEIRIN PARKがオープン

その後、2022年7月30日、川崎競輪場内に**「KAWASAKI KEIRIN PARK(KKP)」**がオープンしました。

KKPは、子どもや若者がBMXやスケートボードを楽しむことができる施設です。スクールも開催され、一般利用も行われています。川崎市公式サイト

川崎市も現在、KKPを市内でBMX・スケートボードを楽しめる若者文化の関連施設として紹介しています。川崎市公式サイト

施設を「つくる」だけでなく「生かす」取組へ

私はその後もKKPを実際に確認する中で、この施設にはさらに大きな可能性があると感じました。

スクールに通う子どもたちにとっては、技術を身につけるだけではなく、順番を守ることや仲間と協力すること、自分たちが利用する場所に責任を持つことなどを学ぶ場にもなっています。

また、スケートボードは、野球やサッカーなどとは異なり、必ずしもチームやクラブに所属して楽しむスポーツではありません。

だからこそ、スケートパークそのものが、子どもや若者が集まり、新たなつながりが生まれるコミュニティの場になる可能性があります。

さらに、子どものスクールに付き添う保護者や家族が競輪場を訪れることで、それまで競輪場を訪れる機会がなかった層にも利用者が広がります。

競輪場の新しいイメージづくりという面でも、大きな可能性を持った施設だと考えました。

2024年 KKPをもっと地域に開かれた場所へ

一方、2024年12月の質問時点では、KKPの一般開放は原則として土日の14時から16時30分までで、平日の活用が十分ではないという課題がありました。

そこで私は、経済労働局だけでなく、市民文化局や川崎区も連携して、

地域コミュニティの活性化、若者文化の機運醸成、競輪場のイメージアップにKKPをもっと活用すべき

と提案しました。

経済労働局からは、平日についても各局区がイベント等に利用する場合には貸出しが可能であることを庁内に周知したとの答弁があり、市民向けイベントなどを通じて競輪場の魅力を高めていくとの考えが示されました。

市民文化局からも、KKPについて、

「市内における貴重な施設」

との認識が示され、川崎駅に近い立地を生かした体験プログラムなどの可能性を検討していくとの答弁がありました。

また、川崎区からも、KKPは地域コミュニティや多世代交流の場として貴重な地域資源であり、地域活動で積極的に活用してもらえるよう紹介していくとの答弁がありました。

子どもたちを対象とした市主催イベントも提案

さらに私は、KKPを会場として、子どもたちを対象とした川崎市主催のスケートボードイベントを開催することを市長に提案しました。

これに対して市長からは、アーバンスポーツをはじめとする若者文化の理解促進や機運醸成は重要であり、

「KKPをはじめとする市内各所におけるスケートボードのイベントについて、関係団体等と連携を図りながら実施に向けた検討を行う」

との答弁がありました。

川崎市全体でもアーバンスポーツの環境整備が進む

川崎市では現在、ブレイキン、BMX、スケートボードなどを「若者文化」と位置付け、若い人たちが集い、自らの可能性を広げ、挑戦できる環境づくりを進めています。川崎市公式サイト

KKPだけでなく、大師河原公園にはスケートボード・BMX等を楽しめるパークがあり、さらに市内各地でアーバンスポーツを楽しめる環境の整備が進んでいます。川崎市公式サイト

2026年にはカワサキ文化公園でアーバンスポーツの体験型イベントも開催されました。また、高津区では2027年4月の供用開始を目指し、スケートボードやBMXなどで利用できる「瀬田河川敷コンクリート広場(仮称)」の整備も進められています。川崎市公式サイト

若者文化を川崎の魅力に

スケートボードやBMXを楽しめる場所を整備することは、単に競技をする場所を増やすことだけではありません。

道路や歩道ではなく安全に競技を楽しめる環境、子どもたちの居場所、新しいコミュニティ、多世代交流、地域のにぎわいなど、さまざまな可能性があります。

2022年に川崎競輪場へのBMX等の施設整備を提案し、その後KKPが開設されました。そして2024年には、その施設をさらに地域に開き、子どもたちや若い世代のために活用していくことを提案しました。

今後も、若い世代が「川崎でやってみたい」「川崎なら挑戦できる」と思える環境づくりを進めていきます。

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